民間企業がこれまで培ってきた廃棄樹木をチップ化してリサイクルする技術と経験を、今後は研究機関(基礎と応用)と行政の協力(社会基盤の整備)と結びつけ、産官学連携型の循環モデルの構築につなげていきたい。それは私たちの願いです。
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誰も思いつかなかった事をカタチにしたい。
チップは「リサイクル」が鍵。堆肥は「リノベーション」が鍵。
県内で廃棄・回収された伐採樹木は、さまざまな大きさのチップやオガ粉としてリサイクルされ、いろいろな現場で活用されています。
しかし、より生産量を増やし、廃棄樹木のリサイクル率を高めていくためには、新しいアイディアや新しい事業モデルの創出が不可欠です。
一方、オガ粉やチップを使ってすでに商品として実用化されている堆肥などは、それを使うことで農地の土壌にどのような効果が期待できるのかという科学的なデータの集積を行い、その効能をより活かすためのリノベーション(よりよい状態に活気づけること)が大切です。
産官学の連携で将来の世代へ未来をつなぐ
今後、チップを製造してきた民間の実務実績と、大学などでの技術のイノベーション・リノベーション研究、政府や地方公共団体のリーデイングプロジェクト創出事業との連携がこれからはぜひとも必要になります。
私たちが目指しているのは、産官学がともに手を取り合って樹木リサイクルの新商品開発と販路拡大です。そして、将来的には、廃棄物を焼却するときに出る熱や蒸気を発電や暖房などに活用するサーマルリサイクルも視野に入れ、様々な形で樹木リサイクルが結果を残していくことで将来の世代へ明るい未来を繋いでいきたいと考えています。
私たち沖縄県樹木リサイクル事業協同組合は、全組合員でこの分野でのリーダーシップを発揮し、将来的にはリサイクル認定事業にも取り組んでいければと思っています。 ぜひ、ご一緒に活動しませんか。