組合の主な活動内容

組合の主な活動内容

木質廃棄物
道路の街路樹や依頼のあった場所での草木・樹木の伐採をリサイクルに繋げています。従来なら埋め立て廃棄や焼却といった処理をされていた伐採樹木を、「チップ」、「おがこ」など製品に加工して各種用途に循環させています。

オガ粉の製造
回収した草木・樹木は、組合員の事業所に運ばれ、その一部はオガ粉に加工します。各社によってそのサイズは2ミリ〜10ミリとさまざまで、その大きさによって、キノコなどの菌床や植樹した樹木の根元を覆うマルチング材、畜舎の床に敷く敷料として活用され、水分調整剤として堆肥へとリサイクルされます。

木材チップの製造
オガ粉より少しサイズの大きい木材チップの製造も組合員各社で行っています。一般的には、植生マルチング材としても広く活用されています。またドッグラン施設の庭に敷くとペットに優しい地面づくりができます。その他、畜産業の敷床、水分調整資材として堆肥へとリサイクルされます。

新たな活用方法を求めて

現在、私たちの組合には6社が加盟し、それぞれの事業所の人材と設備を活用して、次のようなリサイクル活動を行っています。

組合員各社で製造したオガ粉や木材チップの活用方法を広げようと、沖縄県工業技術センターや沖縄工業高等専門学校との連携にも力を入れています。
例えば、当組合で製造する木材チップを、公共の道路工事などの法面に木材チップを堆肥として吹き付けていく法面植栽工法の資材として活用することはできないかと専門家との話し合いを進めています。

木材チップだけを使えば雑草の繁茂を抑えることができる一方、チップに郷土の植物種子を混ぜて道路の法面に塗布することで、法面緑化の生育基盤材として、道路の側面を郷土種の植物によって緑化することもできます。

樹木からのリサイクルにより、
食品リサイクルループへとつなげる。

作物を育てるには「堆肥」と「肥料」が必要になります。堆肥は、主に土壌改良に利用され、土をやわらかくし、植物の根が伸びやすく水分や有機物を豊富に含む土壌に改良する効果があります。「肥料」とは、植物を大きく成長させる為の栄養素が含まれているものです。
「堆肥」は、畜産業から出る家畜排せつ物の問題などの解決策として、産学官連携で様々な取組みをが行われています。
 木質産業廃棄物のリサイクル戦略としての堆肥製造プロセスは、今後の地元産業と地域社会の循環型社会形成に重要な役割を担っています。

当組合でリサイクルする木質産業廃棄物は、建築廃材など有害物質を含んだ木質資材は一切使用していません。

堆肥ができるまで。

家畜糞尿 ➡ 脱水 ➡ 木質チップ ➡ 攪拌 ➡ 脱臭 ➡ 発酵 ➡ 堆肥 ➡ 出荷

各組合員処理能力/組合員総処理合計(8H/日)1995.11t

有限会社 沖縄クリーン工業

308.11t(8H/日)

株式会社  紅  樹

480t(8H/日)

株式会社 沖縄丸和

224t(8H/日)

街クリーン株式会社

352t(8H/日)

株式会社  グリーンエコロジーサービス

40t(8H/日)

オパス株式会社

591t(8H/日)

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